殺意

ノート

【太陽がいっぱい】南イタリアのまぶしい光と黒い殺意が躍る映画

アラン・ドロン主演の映画「太陽がいっぱい」は西洋の階級社会を背景にした複雑な犯罪映画です。南イタリアの明るい光が、青年の暗い情念を逆に強く描き出しているのです。どうしたら這い上がれるのかという男の声が聞こえてきます。それが魅力の源泉でしょう。