【阿倍仲麻呂の歌・土佐日記】日本に帰ることができなかった文人の望郷心

阿倍仲麻呂といえば、遣唐使の時代の人です。その人が詠んだ歌をになぜ紀貫之は『土佐日記』ら載せたのか。その秘密がわかれば、この話はなかなか味のある内容になります。当時の船旅のつらさを想像することが大切ですね。

【倭建命・ヤマトタケル・古事記】大和の美しさを詠んだ辞世の歌が響く

『古事記』は日本最古の書物です。高校でも教科書に少しだけ載っています。今回はヤマトタケルが辞世の歌を詠んだ時の話を学びましょう。最も有名な歌の中には「まほろば」という美しい日本語が使われています。ぜひこの歌を覚えて下さい。

【万葉秀歌】日本最古の歌を通じていにしえの人々のおおどかな息吹きを知る

万葉集を読みましょう。4500首の歌が収められた我が国最古の歌集です。天皇から農夫にいたるまで、さまざまな階層の人が歌を詠んでいます。感情をストレートにそのままぶつけた表現は、読む者の心を捉えて離しません。