本 【万国旗と電信柱・別役実】不条理演劇の時代を生き抜いた劇的な作家 別役実をご存知でしょうか。新しい芝居を探りつづけた劇作家です。ベケットの影響を強く受け、反演劇を目指しました。その芝居にひとたび触れると、日常の生活が全く違うものに見えてしまうのです。不思議な魅力に満ちた作家でした。 本
小論文 【小論文・コロナ後】不条理をキーワードにして想像力の可能性を探る 新型コロナ蔓延の後、最もよく読まれた本にカミュの『ペスト』があります。不条理をまさに感じさせる名作です。この時期に時間をうまく利用して国語力の飛躍を図ってください。特に不条理文学といわれるカフカの『変身』、安部公房の『砂の女』がお勧めです。 小論文
ノート 【身勝手な芸術家なのか】野田秀樹の言葉が胸を打つ【舞台への執念】 新型コロナウィルス蔓延により、舞台公演はほぼ全面中止が続いています。俳優たちはその大半がフリーランスです。それでも世間は身勝手な芸術家たちが苦情を言っているとしか考えてくれません。演出家野田秀樹の声明が心に刺さりました。魂の叫びそのものです。 ノート