内田樹

学び

【話を複雑にすることの効用・内田樹】逆説の効果をねらった思考法

普通、人間は話をより具体的でわかりやすく噛み砕こうとします。しかし筆者の論点は全くそま逆なのです。自分の主張にはある程度の誤りがあるだろうと考える人たちが数人集まって話をすれば、より本質的な解決への糸口が見えるというものです。

【日本辺境論・内田樹】この国は辺境に徹して延命の余地を探すのか

内田樹の『日本辺境論』は今から10年前に出版されました。新しい日本人論の1つに加えていいだけの質を持ち得ていると思います。日本及び日本人はどういう場所にいるのか。世界の流れの中でどの位置をしめているのか。考えてみてください。
小論文

【小論文・日本辺境論】日本人くらい自国の特殊性を好む民族はいない

日本人ほど民族の特殊性を好む国民はいません。しかし世界に出て行こうとすると、突然不安になるのです。誰かの後に追随していなければ、1人歩きができません。内田樹の『日本辺境論」は画期的な日本人論です。一読して、その内容を吟味してみましょう。