ノート 【落語・天災】なにごとも運命と思えば腹もたたないという心学という名の学問 落語に「天災」という話があります。この噺の基礎には当時はやった心学の考えが入っています。心学とはどのような学問だったのかについて、少し考察してみましょう。なかなかユニークで面白い噺なのです。 ノート
ノート 【セルフレジはNO】究極のDX化から高齢者が遠ざかる日は近いのか セルフレジの登場は画期的な出来事でした。しかしDX化の究極の形に近づけば近づくほど、その枠に入れないお客は、店から遠のいていきます。特に高齢者にとってセルフレジは苦痛なのです。来客数がへった店ではスローレジにする動きもあります。 ノート
ノート 【後悔の連続】過去にこだわる生き方からあなたも自由になりたいはず 人間は誰でも過去を後悔する生き物のようです。あの時、ああしていればと思いながら、残りの人生を生きるという人もいるでしょう。しかしなぜ人間は後悔するのか。そのメカニズムを知りたいとは思いませんか。ここで少し深堀してみましょう。 ノート
本 【更級日記】神秘的な夜の山の美しさと少女の夢見がちな心の風景がみごと 『更級日記』の足柄山を読みましょう。菅原孝標女が父親と一緒に京都に戻ることになりました。 その時の喜びと戸惑いを実に見事に描写しています。彼女の持つ観察力の鋭さが文章の中ににじみ出ています。味わってみてください。 本
ノート 【情報化社会】世界を最後に支配するものは数字だけだという怖ろしい真実 情報化社会を牛耳るものは何か。その中に数字がありますね。普段はあまり気にはしていません。しかしよく考えると、私たちは完全に数字に踊らされているのです。あらゆるデータの基本に数字が居座っています。最後には数だけの世界になるかもしれません。 ノート
学び 【カジュアルにエンドレスに】世界標準を意識し自分を信じて勉強しなくちゃ カジュアルにエンドレスに進めていくことが勉強の王道です。世界基準をイメージして留学し、ハーバード大学で日本史の授業を行った女性の生き方をつづった本をご紹介しましょう。そのユニークさに驚くことだろうと思います。 学び
学び 【真実の百面相・大森荘蔵】人間は複雑怪奇でアジサイの花とおんなじ 本当と呼べるものはどこにあるのでしょうか。自分の人間性を探ってみようとしても、簡単にはいきません。ましてや、他人の性格を知ろうとしても、難しいのではないでしょうか。真実のありかを探ってみると、意外な事実がみえてきます。 学び
本 【癇癖談・書を読む】学者は貧乏と相場が決まってるけど、だから何?というお話 本をよむことがそんなに価値あることなのかどうか。それを根本から考えてみようという随筆です。作者はあの『雨月物語』の上田秋成です。どういうつもりでこのエッセイを書いたのでしょう。その意味の深層を探ってみることにします。 本
ノート 【襲名】名前をかえるたびに芸風が微妙に変化していくのがこの道の味わい 芸人の襲名披露に出かけたことがあります。実ににぎやかで楽しいですね。しかしそこに至る道は険しいものがあります。襲名をし、名前をかえるだけで、その人の芸の格が変化するというのはなぜなのでしょう。一緒に考えましょう。 ノート
ノート 【真打すごろく・柳家権太楼】死ぬまで続く芸の道にあがりはないという真実 柳家権太楼は爆笑派の噺家です。大変な人気ですね。彼の落語にはひじをはったところがありません。自然体でのんびりと聞けるのです。代表作は「代書屋」でしょうか。ほかの人には出せない味があります。 ノート
本 【岩鼻や・去来抄】芭蕉・去来・酒堂3人の解釈の違いに俳諧の深みが潜む 俳句の話です。向井去来の『去来抄』の中にでてきます。岩鼻やという句の解釈をめぐって芭蕉との考え方の違いが明らかになります。たった一つの表現を変えただけで、世界の構図が違ってしまうのです。 本
学び 【共テと国語読解力】文章の核心をすばやく読み取るには技が【10分延長に】 大学入学共通テストがいよいよ、本格的に始動します。新学習指導要領が完成する年になります。新しく「情報」という試験までが加わります。受験生にとっては試験時間が長くなり、緊張を強いられることになりそうです。その内容はどう変化するのでしょうか。 学び
小論文 【2025年度小論文最新】AI・異文化社会・読解力・少子化・環境・命が核 いよいよ来年度2025年度の小論文テーマを予想する季節がやってきました。何がでても不思議はありません。それくらい難しいのです。一つだけ言えることはすべてがネットにからむということです。インターネットが私たちの日常を変えてしまいました。 小論文
本 【馬ぶねの人・大和物語】男が結局元の妻のもとに帰ったワケ【歌徳】 『大和物語』は日本を代表する歌物語です。その中に「馬ぶねの妻」という話があります。男が新しい妻を持ってから、前の妻とくらしていた時の家財道具を全部運んでしまったのです。たったひとつ残された馬ぶねを使いの者が取りに来た時、彼女は歌をうたいます。 本
本 【盲亀浮木・今鏡】人がこの世に生まれることの不思議こそがラビリンス 盲亀浮木という言葉を知っていますか。仏教の経典からとった表現です。盲目の亀が大海に浮かんだ木につかまることの困難さを示したものです。それだけに木につかまった時の幸福度を想像してみてください。『今鏡』に所収されています。 本
ノート 【ノートPCのテカリ】永遠の悩みを解決したのはこの方法1択だけだった 本当にノートPCのテカリは嫌です。なんとなく古臭くなってしまったようで、がっかりします。そこであらゆる手段をつくそうとしてみたものの、有効な方法がありません。最後にたどり着いたのがこれです。ただし自己責任でお願いしますね。要注意ですよ。 ノート