男こそ

【男こそ・枕草子】いつの世も男女の仲は複雑怪奇です【中世の恋愛観】

いつの時代も男女の仲は複雑怪奇です。ましてや中世においては、現代とは全く違う結婚観を持っていました。女性はあくまでも家に縛り付けられていたのです。しかし清少納言は宮廷に仕えたことで、世間を一気に広くしました。その結果が『枕草子』に残っています。

【男こそ・枕草子】美徳のよろめきを読みながら清少納言を考える

清少納言『枕草子』にはさまざまな内容があります。その中で男女の愛情を描いた部分は理解するのが難しいですね。じっくり読んでいると、人間は少しも進歩していないとしみじみ考えてしまいます。三島由紀夫の『美徳のよろめき』を思い出してしまいました。