【伊勢物語・身を知る雨】在原業平の代作が男の恋心に火をつけた【107段】

『伊勢物語』の107段を読みましょう。「身を知る雨」というタイトルです。自分のところに仕えている女のところに男が手紙をよこします。それに歌を代作してあげたことで、男はさらに恋心を募らせてしまいました。その結末はさて。

【若宮誕生・紫式部日記】人に知られざる憂愁が作家魂に火をつけた

『紫式部日記』は『源氏物語』を書いた作家の心をありのままに書いた日記です。他人が本来覗き見るものではありません。それだけに、日々の心の中がありのままに示されています。出仕してしばらくしてからの若宮誕生の時の様子を読んでみてください。