本 【入れ札・菊池寛】人間の自尊心くらい面倒なものはない【新作落語】 菊池寛の短編に『入れ札』という小説があります。国定忠治の出てくる話なのです。それが「文学国語」の教科書に載っていました。驚きましね。人間の自尊心の複雑な一面をみごとに描いた話です。 本
ノート 【怪談噺】牡丹灯籠は最高に怖くて人間の欲望丸出しの落語だった! 怪談「牡丹灯籠」は大変に有名です。とても怖い話です。人間の欲望がそのまま丸出しになっているのです。とくに色と欲との関係が赤裸々に描かれています。人間の弱さと言えるのかもしれません。落語の素話でここまで怖いというのは、芸の力そのものです。 ノート