【大和物語・芦刈伝説】貧しい我が身を恥じて和歌を残した夫に妻は

『大和物語』は日本を代表する歌物語です。必ず1つの話の中に和歌が出てくるのです。今回の話は有名な芦刈伝説です。暮らしがうまくいかなくなった夫婦が、別れて再び出会った時、どのような歌を詠んだのか。そこに男女の愛情が滲んでいます。

【つばめと女心】夫に死に別れた妻が再婚話に出した条件【俊頼髄脳】

源俊頼が書いた歌論書の中にでてくる話です。夫を亡くした娘のために父親が再婚を促します。しかし娘は他の男と結婚する気持ちにはなれませんでした。そこで家に巣を作った燕の雄を殺し、雌に赤い紐をつけて離します。さてその結果はどうなったのでしょうか