吉野弘

暮らし

【合唱曲・心の四季】吉野弘の柔らかな表現が胸にささる【見えない時間】

合唱曲・「心の四季」は名曲ですね。女声、男声、混声の3つのバージョンがあります。高田三郎の曲も素晴らしいです。それよりもさらにすごいのが、吉野弘の詩です。雪国でみた風景がそのまま、心の情景と重なっているのです。

【I was born・吉野弘】生まれるという受け身の宿命を人は背負う

吉野弘の代表作はいくつもあります。その中の1つが「I was born」です、ひとは自分の意志で生まれてくるワケではありません。その後、母の命と引き換えに生きていくのです。その厳粛な行為を実にみごとな言葉で表現しています。
学び

【祝婚歌】吉野弘の詩と詩経・桃夭にはあたたかな祝福の祈りがある

詩人、吉野弘の書いた祝婚歌はよく結婚式で披露されることがあります。本当に幸せな結婚をしてほしいと願う気持ちが、やさしい言葉の中にあふれています。中国には「桃夭」という詩があります。若く美しい妻が幸せになってほしいと祈る気持ちが溢れた詩です。