万葉集

【言葉のチカラ】和歌は鬼神を揺るがし人の心を和らげ慰める魔法の杖

和歌を詠んでいると、あらためて言葉の力について考えさせられます。定型の持つ迫力は時代を越えて、人々の心をとらえてきました。古今和歌集の仮名序を書いた紀貫之は鬼神の心を鎮めるものは歌だと書いてます。じっくり味わい、良さを体感してください。

言の葉の庭!新海誠監督が万葉集の言霊に捧げた透明な物語

新海誠監督の映画は次々とヒットを飛ばしています。しかし2013年に発表された『言の葉の庭』は透明感にあふれた詩情たっぷりの映画です。小説には『万葉集』からの引用が多数あり、読者を古典の世界へ誘ってくれます。言霊に魅せられた世界そのものです。